2019.11.15(金)治療プログラム
またブログを更新するのは、しばらくぶりです。この間、決して怠けていたわけではなく、アルコール勉強会のことに関わりながら看護師のお仕事もこなしながらのブログ更新となります。そのことどうぞご了承下さい。
さて本日は「アルコール依存症とは?」という既存のテーマとプラスに、自己分析という新しいことも取り入れて勉強しました。アルコール依存症とは一般的にどのような病気なのかというと、1.コントロール不能の病気である。2.生活の中心がお酒を飲むことである。お酒が優位になる。3.飲酒行為によって本人・周囲も含めて生活に何らかの支障をきたしている状態。以上のようなことがあげられます。いったんこのような状態に陥ると、自分だけの力では回復困難で医療機関やサポートグループ、もちろん家族や社会の人などさまざまな人の援助・協力も得ながら回復への道を歩んでいく必要があります。私自身は卒酒会のおかげで20年間吸い続けたタバコをやめることができました。もう5年余りになります。
今日は疾患のお勉強以外に、新たに「エニアグラム」という自己分析ツールを用いて自分のタイプをを知るきっかけ作りの時間を持ちました。エニアグラムとは、人はおよそ9つの性格タイプに分かれるとされています。それぞれ自分のタイプを知ることによって自己観察の助けとして活用するものです。タイプ=基本的特徴を「こころの地図」として各タイプごとに、不健全な状態~通常の状態~健全な状態を示し、ひとびとの生活の中でこのような状態になったら黄色信号だよ、こんなになったら赤信号だよ、このような時は青信号だよと客観的に自分を知る方法とも言えますね。人はもともとスピリチュアルな存在であるはずですが、さまざまな力が人びとの光を曇らせてしまっている現実はないでしょうか?今日から「エニアグラム」を取り入れて勉強していく段階ですので、全く知らないに等しいですが興味のある方は、金曜日の卒酒会勉強会にお越しくださいね。新旧問わず心よりお待ちしています。