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2018.02.09(金)治療プログラム
城西病院では平成20年度より当院独自の認知行動療法プログラムをアルコール依存症の患者様を対象に毎金曜日に?クール全12回で実施しています。
ステージ1「習慣を変える」から始まり、全ステージを通してアルコール依存症になる理由や、そこに起因する自分自身の問題点を洗い出し、これからの人生を自分自身で考えてもらうプログラムとなっています。
卒酒会は入院患者様だけでなく、退院された患者様も参加され、発言しあい互いに刺激し合える場となっています。
卒酒会での内容については、担当スタッフが毎週ブログにアップしています!
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今日も建て替え工事中のため、小会議室にて卒酒会を行いました。メンバーさんには日頃よりご迷惑をおかけしております。
さて本日はアルコールのトリックについて話し合いました。世間で販売されているお酒について、CMなどでは、「のど越し」が良いとか「クリア」な味とか、人びとを誘惑しやすいように罠をかけているのではないか？味覚についても甘い味や香りを加えたり、色もカラフルなブルーやピンクといったカラーにして人びとを誘惑します。これらのことに世間の人は気づいていることは少ないでしょう。逆にお酒のメリットを探すと何かあるでしょうか？どのようなことが出て来ますか？例えばお酒の席はストレス解消になるとか、緊密性が高まるとか、緊張がほぐれて話しやすくなるといったあたりでしょうか。しかし本当のところはお酒はマインド（心）を曇らせ、スピリットは断たれ、ますます人々を不幸にさせているのではないでしょうか？社会的にも飲酒事故の問題やさまざまな疾患を引き起こし社会保険料の増大は税収を上回るといわれています。これらのことから少なくとも飲酒して大なり小なり問題を引き起こした経験のある方は節酒・断酒に取り組む必要があります。当院ではそのための外来相談・入院治療・疾患教育、退院後のサポートをしております。お心当たりのある方は気軽にご相談下さい。
