2020.10.30(金)治療プログラム
みなさん、こんにちは。本日も卒酒会の時間となりました。
さて、みなさんは依存症といわれて何を思い浮かべるでしょうか。
まずは、卒酒会で扱っているアルコール依存症、最近はTVでの特集や某元アイドルの方などで、注目も集めましたね。
他には薬物依存症、こちらも最近大きなニュースになりましたよね。
ギャンブル依存やニコチン依存、気づけばいろんな依存症が周囲にはありますね。
ちなみに私は食事依存です。
上で上げたことに共通するのは、回数や量が多いこと、というのが前提としてあり、また本来不必要な場面でそれを第一選択肢として挙げることが、依存症と言えるのではないか、と私は思います。
ここからはアルコールを例として挙げていきますが。
お酒さえやめれば、問題ない。素面なら大丈夫、と話す人が多いように思います。
けれどそうではなく、お酒に依存していたことから、素面となっても、お酒をやめたとしても、今度はそれを介在させない関わりを作っていかなければならない、という苦境に立たされます。
これは思っている以上に難しく、本来は続いていたもの、培われていたものがすべて0もしくはマイナスに落とされた状態となっているのです。
当然労力は計り知れず、心が折れてしまい、またお酒に頼ってしまう。
その悪循環に陥ってしまうわけで。
思っている以上に回復への道は難しいのです。
だからこそ、1人での改善は難しいのです。
もしもお酒などで困っていれば、登院へ相談に来てみてくださいね。
ただし、相談に来るときは少なくとも素面の状態で。