
2018.04.27(金)治療プログラム
城西病院では平成20年度より当院独自の認知行動療法プログラムをアルコール依存症の患者様を対象に毎金曜日に?クール全12回で実施しています。
ステージ1「習慣を変える」から始まり、全ステージを通してアルコール依存症になる理由や、そこに起因する自分自身の問題点を洗い出し、これからの人生を自分自身で考えてもらうプログラムとなっています。
卒酒会は入院患者様だけでなく、退院された患者様も参加され、発言しあい互いに刺激し合える場となっています。
卒酒会での内容については、毎週ブログにアップしています。
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卒酒会 第四回目となりました。
お酒を飲酒することで仕事と家庭を失ったという方、14年かけてお酒を5年前にやめた方も今回 初参加してくださいました。
お酒をやめるきっかけは人それぞれあると思いますが、糖尿病をきっかけにお酒をやめないといけないと思うようになることもあります。
何かきっかけがないと人間は弱いものでなかなかやめられないことが多いように思います。
アルコールについての話のなかで、事実と解釈の話になり、和先生がスタッフに意見を求めた際、TOKIOの山口さんがお酒を飲んで事件になってしまい、悲しいですね。
酒は飲んでも飲まれるな と言われるようにお酒の影響で自分の人生をダメにするようなことは誰もしたくないと思いますが、そうなってしまうのは、ストレスも影響しているんですかね。
自らの感情をコントロールできずに心の引き金を引いてしまい取り返しのつかないことにならない世の中にするにはどうしたらいいんでしょうか?
人間が生きていくうえでの永遠の課題なのかもしれませんね。