2017.11.24(金)治療プログラム
城西病院では平成20年度より当院独自の認知行動療法プログラムをアルコール依存症の患者様を対象に毎金曜日に?クール全12回で実施しています。
ステージ1「習慣を変える」から始まり、全ステージを通してアルコール依存症になる理由や、そこに起因する自分自身の問題点を洗い出し、これからの人生を自分自身で考えてもらうプログラムとなっています。
卒酒会は入院患者様だけでなく、退院された患者様も参加され、発言しあい互いに刺激し合える場となっています。
卒酒会での内容を担当スタッフより毎週ブログ更新しています。
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今回でステージ7となりました。
卒酒に向けてのスローガンでは、幻聴があってアルコールをやめようと思った。通院・抗酒剤・ARPへの参加し、3本柱を守る。健康を保つ(心から執着心を捨てる)、など意見が出ました。
なかには、飲酒を適量飲んではダメですかとの意見がありましたが、患者さんの方からコントロールできない、酒を飲んだら終わり、などの意見が出たので良かったと思います。
私たちスタッフが言うよりも実際に体験し、苦労している患者さんの言葉の方が説得力があるように思います。
今回、初めて卒酒会に参加された方もいました。入院中に卒酒に向けて少しでも自分の思いを持ってもらえるように取り組んでほしい。またこちらでできることがあれば力になりたいと思いました。