2017.11.10(金)治療プログラム
城西病院では平成20年度より当院独自の認知行動療法プログラムをアルコール依存症の患者様を対象に毎金曜日に?クール全12回で実施しています。
ステージ1「習慣を変える」から始まり、全ステージを通してアルコール依存症になる理由や、そこに起因する自分自身の問題点を洗い出し、これからの人生を自分自身で考えてもらうプログラムとなっています。
卒酒会は入院患者様だけでなく、退院された患者様も参加され、発言しあい互いに刺激し合える場となっています。
卒酒会での内容を担当スタッフより毎週ブログ更新しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
卒酒会も4回目となりました。
参加している患者に対し、和Drから患者に意見を求めていました。
アルコールを飲むことしか考えなくなる、仕事や家庭がうまくいかない、ストレスや忘れたいという気持ちからアルコールを飲んでしまう。アルコールを飲んでいないのに、まだ病気が治っていない、病気と言われる(いつまで言われるんだろうという思いになり、自分のことをわかってくれない、イライラする)など、患者一人一人がアルコールに対する思いを持っていることを知ることができました。
確かに、人間は弱いもので現実から目を背けたくなることや憂さ晴らしをしたくなるときもあると思います。
そのことを踏まえたうえで、自分も仕事とプライベートを両立していきたいと思っています。